山口組組織図2026年最新|司忍・竹内照明の幹部体制と分裂後の勢力を徹底解説
2026年10月現在、指定暴力団・六代目山口組の組織体制を理解するうえで、押さえておきたいのが組長の司忍(本名・篠田建市)氏と、2025年に若頭へ就任した竹内照明氏の関係です。長年ナンバー2を務めた髙山清司氏の役職も変わっており、過去の組織図を現在の体制として紹介する情報には注意が必要です。
警察庁が2026年4月に公表した「令和7年における組織犯罪の情勢」の確定値版によると、2025年末の六代目山口組の勢力は、構成員約3,100人、準構成員等約3,200人の合計約6,300人でした。一方、2015年の分裂で誕生した神戸山口組との関係では、2026年9月にも特定抗争指定の延長が決定しています。幹部人事、歴代組長、分裂の経緯、警察公表の統計を照らし合わせ、2026年時点の実態を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 幹部体制:組長は司忍氏、若頭は竹内照明氏。髙山清司氏は若頭から相談役へ移っています。
- 勢力の現状:2025年末の六代目山口組の勢力は約6,300人で、前年比約600人減少しました。
- 分裂抗争の現在:2025年に抗争終結の誓約書が提出された後も、神戸山口組との特定抗争指定は2026年9月に延長されています。
【2026年最新】六代目山口組の組織図と主要幹部の現在
六代目山口組の組織図を読む際には、組長を頂点とする執行部と、直系組長が率いる傘下組織を分けて理解する必要があります。一般に公開されている組織図や幹部一覧には、作成時期によって古い人事が残っているものもあります。
2025年の人事変更を踏まえた、2026年時点の主要幹部は次のとおりです。
組長:司忍(本名・篠田建市)氏。2005年に六代目を継承した組織のトップです。
若頭:竹内照明氏。2025年4月に就任したナンバー2で、組織運営の中枢を担う役職です。
相談役:髙山清司氏。長年若頭を務めた人物で、2025年の人事により役職が変わりました。
弘道会会長:野内正博氏。2025年に四代目弘道会の会長に就任した人物として報道されています。
若頭補佐などの執行部幹部:安東美樹氏、中田浩司氏らが、2025年12月の行事に関連する報道で幹部として確認されています。
この顔ぶれを確認するうえで参考になるのが、2025年12月14日付のFNNプライムオンライン(テレビ静岡)の報道です。前年の体制をそのまま転載するのではなく、若頭の交代や弘道会の人事を反映して読むことが、最新の組織図を理解する第一歩になります。
ただし、警察庁が公表する組織犯罪情勢の資料は、勢力や活動状況、取締りの状況などを示すもので、傘下組織の全役職を網羅した公式組織図ではありません。したがって、インターネット上の「最高幹部一覧」や「直参組長一覧」は、掲載時点と人事の根拠を確認して利用する必要があります。
【最高幹部一覧】司忍・竹内照明・髙山清司の役職と関係
六代目山口組の幹部体制を理解するうえで、特に重要なのが司忍氏、竹内照明氏、髙山清司氏の役職の違いです。過去の報道や古い組織図では髙山氏が若頭として掲載されている場合がありますが、2025年の人事変更後は同じ肩書で扱えません。
司忍(篠田建市)氏は六代目山口組の組長
司忍氏は、六代目山口組の組長です。本名は篠田建市で、2005年に六代目を継承しました。組長は組織全体の頂点に位置する役職であり、配下の直系組長や執行部の人事を理解する際の基準となります。
歴代組長を振り返ると、山口組は初代の山口春吉氏、二代目の山口登氏、三代目の田岡一雄氏、四代目の竹中正久氏、五代目の渡辺芳則氏を経て、現在の六代目体制に至っています。代替わりの時期には、後継者をめぐる対立や組織の再編が発生してきました。
若頭は髙山清司氏から竹内照明氏へ
髙山清司氏は、2005年に六代目体制が発足した際、若頭に就任しました。その後、長期間にわたり組織のナンバー2として知られてきましたが、2025年4月に竹内照明氏が若頭に就任したことが報じられています。
2025年12月のFNNプライムオンラインの報道でも、竹内氏は若頭として紹介され、髙山氏は相談役として記されています。したがって、「髙山清司氏が現在も若頭」という説明は、少なくともこの人事変更を反映していない情報です。
若頭は、組長に次ぐ重要な役職です。ただし、肩書だけを見て組織内のあらゆる意思決定が誰によって行われているかまで断定することはできません。実際の体制を把握するには、正式な人事の報道と、警察当局が公表する組織の動向を分けて確認する必要があります。
弘道会の人事も見逃せない
弘道会は、司忍氏や髙山清司氏の出身母体として知られる組織です。2025年には野内正博氏が四代目弘道会の会長に就任したと報じられました。このため、「三代目弘道会」の組織構造を調べている場合は、世代の違いを確認することが欠かせません。
弘道会の人事が注目される背景には、六代目山口組の幹部人事との関係があります。ただし、弘道会の会長職と六代目山口組の若頭職は別の役職です。両者を混同すると、誰がどの組織の役職に就いているのかを誤って理解することになります。
【組織の仕組み】直参組長・二次団体・弘道会の位置づけ
山口組の組織構造は、一般企業の組織図とは異なり、組長を頂点として直系組長や傘下組織が連なる階層型の構造として説明されます。組織図を読むには、役職の上下関係と、各組織の所属関係を区別することが重要です。
直参組長とは何か
「直参」とは、上位組織の組長に直接つながる立場を指す言葉です。六代目山口組の場合、直参組長は六代目山口組の傘下にある直系組織を率いる組長を意味します。その下にさらに傘下組織が存在する場合もあり、組織図では階層を分けて表示されます。
このため、直参組長の一覧と、山口組に関係するすべての組織・構成員の一覧は同じものではありません。また、直参組長の人数や氏名は、人事や組織の離脱、解散などによって変わる可能性があります。
若頭・本部長・若頭補佐の違い
若頭は組長に次ぐ中枢の役職です。本部長は組織運営に関係する役職であり、若頭補佐は若頭を補佐する立場として位置づけられます。ただし、役職名だけで具体的な権限の範囲や実際の意思決定の流れを完全に把握できるわけではありません。
組織図に掲載される役職は、警察が公表する勢力統計とは性質が異なります。前者は人事・所属関係を示す情報、後者は警察が定義した構成員等の人数や組織の活動状況を示す情報です。両者を混ぜて解釈しないことが大切です。
直参組長一覧を見るときの注意点
直参組長の一覧を調べる場合は、少なくとも掲載日、役職の根拠となる報道、組織の離脱・解散などの変更履歴を確認する必要があります。古い資料に掲載された人物が、2026年にも同じ役職にあるとは限りません。
また、一般向けに公開された資料だけで、組織の全階層を網羅した確定的な最新名簿を作ることは困難です。幹部人事の報道と、警察庁が公表する組織犯罪情勢を照合する方法が、組織の現在地を理解するうえで有効です。
【分裂の経緯】神戸山口組の結成から2026年の抗争指定まで
六代目山口組の組織図が大きく変化した転機は、2015年8月末の分裂です。警察庁の公表資料によると、六代目山口組の傘下にいた直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成しました。その後、両団体の対立が続き、複数の関連団体が分かれていくことになります。
分裂の背景については、当時の報道で、司忍体制への反発や、弘道会出身者が組織の中枢を占める人事への不満などが論点として取り上げられました。ただし、分裂を単一の理由だけで説明することはできません。組織の運営方針、人事、傘下組織間の関係など、複数の要因が重なった経緯として理解する必要があります。
分裂後の主な動きを時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 出来事・数値 | 確認できる意味 |
|---|---|---|
| 2015年8月末 | 六代目山口組から直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成 | 分裂抗争の起点となった |
| 2017年4月 | 神戸山口組の傘下組織の一部が任侠山口組の結成を表明 | 分裂がさらに進み、後の絆會につながった |
| 2020年1月 | 六代目山口組と神戸山口組を特定抗争指定暴力団等に指定 | 警戒区域内での集合や事務所使用などに法的な制限が設けられた |
| 2025年4月 | 六代目山口組側が兵庫県警に抗争終結の誓約書を提出したと報道 | 一方の意思表明だけでは、対立が終結したと判断されたわけではない |
| 2025年末 | 六代目山口組の勢力は約6,300人、神戸山口組は約270人 | 警察庁の統計上、両団体の勢力には大きな差がある |
| 2026年9月 | 六代目山口組と神戸山口組への特定抗争指定が延長され、期限は2027年1月6日まで | 警察当局は、両団体の対立が終結したとは認めていない |
神戸山口組からは、2017年に任侠山口組が分かれ、同団体は2020年2月に絆會へ改称しました。また、神戸山口組は2020年7月に池田組が離脱を表明するなど、分裂後も再編が続いています。
2025年4月には、六代目山口組側が神戸山口組との抗争を終結させる意向を示す誓約書を兵庫県警に提出したと報じられました。しかし、神戸山口組側も同じ意思を示したという意味ではありません。2026年9月17日付の神戸新聞の報道では、兵庫県公安委員会が両団体への特定抗争指定を延長し、期限を2027年1月6日までとすることを決定しています。
なお、2026年には六代目山口組と池田組の特定抗争指定が解除される動きもありました。対立する団体すべてについて一律に同じ状況が続いているわけではなく、対象団体ごとの公安委員会の判断を区別して見る必要があります。
【警察庁の公表統計】山口組の勢力推移と神戸山口組の現在
六代目山口組の勢力を判断するうえで、基準となるのが警察庁の「令和7年における組織犯罪の情勢」です。2026年4月に公表された確定値版では、2025年末の全国の暴力団構成員等は約1万7,600人で、前年末から1,200人減少しました。これは暴力団対策法が施行された1992年以降で最少の水準です。
警察庁の統計では、暴力団構成員と「準構成員等」が区別されています。準構成員等とは、正式な構成員以外であっても、暴力団の威力を背景に不法行為を行うおそれがある者や、組織の維持・運営に協力するなど、暴力団と関係を持つ者を指します。そのため、構成員数と構成員等の合計を混同してはいけません。
2025年末の六代目山口組と神戸山口組
警察庁の公表数値を整理すると、六代目山口組の構成員は約3,100人、準構成員等は約3,200人で、合計約6,300人です。前年末の約6,900人から約600人減少しました。
神戸山口組は構成員約110人、準構成員等約170人の合計約270人です。前年末の約320人から約50人減っています。いずれも警察庁による概数であり、組織に所属するすべての人物を個別に数えた公開名簿ではありません。
両団体の比較で注目されるのは、勢力規模の差です。六代目山口組の構成員等は約6,300人で、神戸山口組の約270人を大きく上回っています。分裂から10年以上が経過するなか、警察統計上は両団体の勢力差が明確になっています。
勢力の縮小は組織の消滅を意味するのか
構成員等の減少は、暴力団全体の長期的な縮小傾向と一致しています。警察庁の資料でも、2005年以降、暴力団の勢力は全国的に減少を続けていると説明されています。一方、活動の不透明化や資金獲得手段の多様化も指摘されており、人数の減少だけで犯罪リスクがなくなったと判断することはできません。
また、2025年末の六代目山口組の勢力約6,300人は、構成員と準構成員等を合算した数字です。「組員が6,300人いる」という意味ではありません。記事やSNSで数字を比較する際は、構成員だけの数字なのか、準構成員等を含めた勢力なのかを確かめることが重要です。
【歴代組長と2026年の焦点】山口組の変化をどう読み解くか
山口組の歴史を理解するには、歴代組長の交代と、その時期に発生した組織再編を合わせて見る必要があります。初代から六代目までの系譜は、単なる名前の一覧ではなく、組織の規模や内部関係が変化してきた経緯を示しています。
初代・山口春吉氏:1915年に神戸で山口組を結成した人物です。
二代目・山口登氏:初代の後を継ぎ、1942年まで組長を務めました。
三代目・田岡一雄氏:1946年に就任し、1981年まで組織を率いました。
四代目・竹中正久氏:1984年に就任。後継をめぐる対立が激化した時期の組長です。
五代目・渡辺芳則氏:1989年に就任し、2005年まで組織を率いました。
六代目・司忍氏:2005年に就任し、現在の六代目体制を率いています。
歴代の交代期には、組長の継承をめぐる対立が組織の分裂につながった事例もあります。四代目継承後の一和会との抗争や、2015年の神戸山口組の結成は、山口組の歴史を理解するうえで重要な節目です。
2026年は「抗争終結宣言」と警察の判断を分けて見る
2026年の動向を読み解くうえで重要なのは、組織側が表明する意思と、警察・公安委員会が法令に基づいて行う判断を区別することです。2025年4月の誓約書提出は、六代目山口組側が抗争終結の意思を示したという出来事です。しかし、2026年9月に神戸山口組との特定抗争指定が延長された事実からも、少なくとも法的な規制が直ちに解消されたわけではないことが分かります。
特定抗争指定は、警戒区域内での事務所の使用や、多数で集まる行為などに制限を課す制度です。指定が続くかどうかは、組織の発表だけでなく、事件の発生状況や公安委員会の判断などに左右されます。
2026年の最新動向を追う際は、幹部の肩書だけでなく、指定の継続・解除、勢力の統計、傘下組織の再編を分けて確認する必要があります。人事変更があったからといって抗争が終結したとは限らず、勢力が縮小したからといって組織が消滅したとも限りません。
【山口組組織図】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、六代目山口組の組長と若頭は誰ですか?
A1:組長は司忍(本名・篠田建市)氏、若頭は竹内照明氏です。髙山清司氏は2025年の人事変更後、相談役として報じられています。
Q2:神戸山口組との抗争は終結したのですか?
A2:2025年4月に六代目山口組側が抗争終結の誓約書を提出したと報じられましたが、2026年9月には神戸山口組との特定抗争指定が延長され、期限は2027年1月6日までとなりました。したがって、法的な指定が解除され、対立が終結したと判断された状況ではありません。
Q3:六代目山口組の勢力は何人ですか?
A3:警察庁の2025年末の確定値では、構成員約3,100人、準構成員等約3,200人、合計約6,300人です。構成員だけの人数と、準構成員等を含めた勢力の数字は区別して読む必要があります。
まとめ:山口組組織図を正しく理解するための判断基準
2026年10月時点の六代目山口組を理解するうえでは、司忍氏を組長、竹内照明氏を若頭とする幹部体制、髙山清司氏の相談役への役職変更、そして弘道会の人事を押さえることが基本になります。過去の組織図を参照する場合は、掲載時期によって現在の役職と異なる可能性がある点に注意が必要です。
勢力については、警察庁の2025年末の統計が2026年時点で確認できる最新の全国年末データです。六代目山口組の勢力は約6,300人、神戸山口組は約270人で、いずれも前年から減少しています。一方、神戸山口組との特定抗争指定は2026年9月に延長されており、組織の勢力縮小と抗争の法的な終結は別の問題です。
山口組の現在を見極める際は、幹部の肩書、直参組長の人事、警察庁の統計、公安委員会による指定の動きを分けて確認することが重要です。これらを照合することで、歴代組長の交代から2015年の分裂、2026年の勢力と抗争の状況までを、時系列に沿って理解できます。 (出典: 山口組 組織図(Yahoo!ニュース))