たつき諒の予言一覧2026年版|2025年7月説・的中と未成就を徹底検証
漫画家・たつき諒氏の『私が見た未来』をめぐっては、東日本大震災の予知夢、2025年7月5日の大災難説、富士山噴火、巨大津波など、さまざまな情報がインターネット上で語られてきました。2025年7月5日を過ぎた2026年現在、改めて問われているのは、実際に作品に書かれていた内容と、後から広がった解釈の違いです。
特に重要なのは、1999年版と2021年刊行の『私が見た未来 完全版』を区別すること、そして本人の発言と第三者による予言の解釈を混同しないことです。2025年6月には、たつき氏自身が予言騒動について取材に応じ、7月5日という日付を自分が特定したわけではないと説明しています。気象庁も、日時・場所・規模を特定した地震予知は現在の科学では困難だと繰り返し説明しています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 予言一覧:東日本大震災と重なった表紙の記述、2025年7月の災難の夢、巨大津波の夢などを区別して整理。
- 2025年7月5日の真相:本人は災難を見た夢について語った一方、日付を特定していないと説明。7月5日説は条件付きの記述から広まった。
- 富士山噴火・横浜大津波:ネット上で語られる内容のすべてが本人の予言ではない。特に富士山の噴火時期をめぐっては、なりすましによる情報が問題になった。
- 2026年の判断基準:予言の話題と科学的な災害予測は別物。防災には気象庁や自治体の公式情報を活用することが大切。
【一覧】たつき諒の予言とされる主な内容5選
たつき諒氏の予言として知られる話題には、本人の著作に記載された内容と、ネット上で独自に付け加えられた解釈が混在しています。まずは代表的な5つを整理します。
1.東日本大震災と重なった「大災害は2011年3月」
1999年に刊行された漫画『私が見た未来』の表紙には、「大災害は2011年3月」という趣旨の記述がありました。2011年3月11日に東日本大震災が発生したことで、この一致が注目を集め、作品は「震災を予言した漫画」として広く知られるようになります。
ただし、表紙の記述だけでは、発生場所、地震の規模、具体的な発生日までは示されていません。年月の一致と、科学的に検証された地震予測の成功とは分けて考える必要があります。
2.2025年7月の大災難
2021年刊行の『私が見た未来 完全版』では、夢日記をもとにした解説が加わり、2025年7月に大災難が起こるという内容が注目されました。出版社が付けた書籍の帯にも「本当の大災難は2025年7月にやってくる」というコピーが掲載されました。
この表現が独り歩きし、2025年7月5日に日本で巨大地震や大津波が起きるという話へと発展しました。しかし、本人は2025年7月4日公開の「Smart FLASH」の取材で、7月に災難が起こる夢を見たものの、日付までは特定していないと説明しています。
3.東日本大震災を上回る規模の津波の夢
『私が見た未来 完全版』には、夏服を着た人々が登場する夢や、東日本大震災の津波よりも大きな津波を見たという内容が記されています。こうした描写が、2025年7月の大災難説と結び付けられました。
ただし、夢に登場する津波の描写を、そのまま特定の都市や海岸で発生する災害の予測とみなすことはできません。夢の内容、作品中の説明、ネット上の地理的な推測は、それぞれ別の情報です。
4.富士山の大噴火
たつき諒氏の名前とともに「富士山が2021年8月に噴火する」という情報が拡散したことがあります。しかし、これは本人の発言として扱えない情報です。2021年には、たつき氏を名乗る人物によるなりすましが問題になり、偽者が富士山噴火などの予言を発信していたことが、本人のインタビューや出版関係者の説明で明らかになりました。
富士山噴火の時期を本人が確実に予言したという形で、この情報を引用するのは不適切です。
5.横浜を含む地域に関する巨大津波説
ネット上では、巨大津波の夢を横浜など特定の地域と結び付ける解釈も見られます。しかし、作品に描かれた津波の夢が、そのまま「横浜に何月何日に大津波が襲来する」という具体的な予言を意味するわけではありません。
横浜を名指しした災害予測として扱う場合には、原著の記述と、後から加えられた解釈を確認することが欠かせません。少なくとも、夢の描写だけを根拠に、横浜で特定の日に大津波が起きると判断することはできません。
【時系列】1999年版と完全版の違い・予言の経緯
たつき諒氏の予言を検証するうえで、最も重要なのが1999年版と2021年版の違いです。両者は同じ作品を基礎としていますが、完全版では夢日記の解説や2025年の災難に関する記述が加わっています。
| 時期 | 出来事・内容 | 検証ポイント |
|---|---|---|
| 1985年ごろ | 夢日記を記録し始める | 本人は後年のインタビューで、夢日記はもともと私的な記録だったと説明。 |
| 1999年 | 『私が見た未来』刊行 | 表紙の「大災害は2011年3月」という記述が後に注目される。 |
| 2011年3月11日 | 東日本大震災が発生 | 表紙の年月と一致。ただし、場所や規模まで特定した予測ではない。 |
| 2021年10月 | 『私が見た未来 完全版』刊行 | 夢日記の解説や2025年7月の災難に関する記述が加わる。 |
| 2021年 | 富士山噴火などの情報が拡散 | なりすましによる発言が問題となり、出版社も不確かな情報について注意を呼び掛けた。 |
| 2025年6月 | 本人が災難予言騒動について取材に応じる | 本人は7月5日という日付を特定していないと説明。 |
| 2025年7月5日 | 大災難説が注目された日 | 日本全体を襲うとされた大災害は発生せず。トカラ列島近海の地震との関連も気象庁が否定。 |
| 2025年6月15日 | 著書『天使の遺言』刊行 | 文芸社から刊行された自伝的な著書。2026年時点で確認できる近年の出版活動の一つ。 |
この年表から分かるのは、1999年版の表紙の記述と、完全版で解説された2025年の夢は、同じ種類の情報ではないという点です。1999年版の年月表示が東日本大震災と重なったことをきっかけに、完全版の内容も「次の大災害の予告」として読まれるようになりました。
一方、本人の説明や出版資料を照らし合わせると、作品の記述、出版社による宣伝コピー、夢をもとにした本人の解釈、SNS上で広まった具体的な日時の推測を分けて読む必要があります。
【2025年7月5日】大災難予言の真相と本人発言
2025年7月5日説は、たつき諒氏の著作をめぐる話題の中でも、社会的な影響が特に大きかったものです。SNSを通じて日本で巨大地震や大津波が起こるという情報が拡散し、海外からの旅行需要にも影響が及びました。
発端となったのは、『私が見た未来 完全版』の帯に書かれた「本当の大災難は2025年7月にやってくる」というコピーと、同書のあとがきにある日付についての記述です。あとがきでは、夢を見た日が現実化する日であるならば、次の大災難の日は2025年7月5日になる、という条件付きの説明がされています。
ここで重要なのは、本人が日付を断定したわけではないという点です。2025年7月4日付の「Smart FLASH」のインタビューで、たつき氏は、SNSで拡散されている7月5日説について、自身は2025年7月に災難が起こる夢を見ただけで、日付までは特定していないと説明しました。また、同氏は「完全版」の帯の文言は編集者によるものだと述べ、作品を予言漫画と位置付けることにも距離を置いています。
つまり、2025年7月の災難に関する夢が記録されていることと、2025年7月5日に巨大災害が発生すると本人が断言したことは、同じではありません。
では、2025年7月5日に実際に何が起きたのでしょうか。
鹿児島県のトカラ列島近海では、6月下旬から地震活動が活発化し、7月3日には最大震度6弱、7月5日には最大震度5強を観測する地震が発生しました。7月5日に地震が起きたこと自体は事実です。しかし、気象庁は、これらの地震と予言との関連性を否定しています。
気象庁長官は2025年7月16日の会見でも、7月5日をめぐる予言騒動が社会に影響を与えたことに言及し、自然現象は観測や調査によって得られた事実をもとに検討すべきだと説明しました。予言されたとされる日時に地震が起きたというだけでは、両者に因果関係があることの証明にはなりません。
2026年現在、2025年7月5日に日本全体を襲う巨大災害が起きるという説は、実際の経過と一致していません。トカラ列島近海で発生した地震活動は別個の自然現象として扱い、予言の的中を示す証拠と混同しないことが重要です。
【富士山噴火・横浜大津波】本人の予言とネット上の解釈を区別
たつき諒氏の予言を調べる際に注意したいのが、本人の著作や発言ではなく、第三者による発信が「本人の予言」として流通しているケースです。
富士山噴火の予言は、なりすまし騒動と切り離せない
2021年には、たつき諒氏を名乗る人物がインターネット上で発言し、富士山の8月噴火などの情報が拡散しました。文春オンラインのインタビュー記事では、本人がなりすましの存在を認識し、その人物が阪神・淡路大震災や著名人の死を予知していたとする話まで発信していた経緯が紹介されています。
さらに、出版社の飛鳥新社は2021年、著者の意図と異なる不確かな予言情報が確認されたとして、書籍の内容変更を告知しました。月刊誌「ムー」の編集元であるワン・パブリッシングも、2021年6月、たつき氏本人ではない人物から得たコメントを記事に掲載したことについて、本人の発言ではなかったと訂正・謝罪しています。
こうした経緯から、「富士山が2021年8月に噴火する」という話を、本人が発表した確実な予言として扱うことはできません。
横浜大津波説は、津波の夢と地域の特定を分けて考える
『私が見た未来 完全版』に登場する巨大津波の夢は、東日本大震災よりも大きな津波という描写と結び付けられ、さまざまな解釈を生みました。しかし、夢に描かれた津波の規模と、横浜という特定の地域に災害が発生するという予測は別問題です。
横浜を名指しした具体的な発生日時や被害規模について、夢の描写だけを根拠に断定することはできません。横浜での津波リスクを知りたい場合は、横浜市や神奈川県が公表する津波浸水想定、ハザードマップ、避難場所などを確認するのが実用的です。
「予言の一覧」を読むときの基本は、出典をたどること
ネット記事や動画で「たつき諒が予言した」と紹介されていても、本人の著作、本人へのインタビュー、出版社の公式発表のいずれに基づいているかを確認する必要があります。特に、本人の名前を使ったSNSアカウントや、出典が示されていない画像・引用文には注意が必要です。
【科学的検証】東日本大震災は的中したのか、外れた予言はあるのか
たつき諒氏の予言を客観的に検証するには、「一致した部分があるか」だけでなく、「事前にどの程度具体的な情報が示されていたか」を確認する必要があります。
東日本大震災との一致は、何を意味するのか
1999年版の表紙に「大災害は2011年3月」と記され、2011年3月11日に東日本大震災が発生したことは、作品が注目される大きな理由になりました。この年月の一致は、たつき諒氏の作品をめぐる議論の中心的な事実です。
ただし、事前の記述には震源地、マグニチュード、発生時刻などが示されていません。さらに、本人は後年のインタビューで、震災が起きた当時には表紙に書いた年月のことを忘れていたと説明しています。
そのため、年月の一致を認めることと、地震を科学的に予知できたと結論付けることは別です。予測の精度を検証するには、事前の記録がどの程度具体的だったか、外れた事例も含めて評価できるか、偶然の一致と区別できるかといった条件が必要になります。
2025年7月の予言は的中したのか
2025年7月に日本全体を襲うとされた大災害は発生しませんでした。7月5日にはトカラ列島近海で地震が発生しましたが、気象庁は予言との因果関係を否定しています。
「7月に何らかの地震があったから的中した」とする評価では、予測の対象となった災害の規模や範囲が曖昧になります。日本では地震が日常的に発生するため、日付や場所、規模が十分に特定されていない予測については、後から関連する現象を見つけやすいという問題があります。
科学的な地震予知は可能なのか
気象庁の「地震予知について」の説明によると、地震の予知とは、発生時刻、場所、規模という3つの要素を精度よく限定して予測することです。現在の科学的知見では、そのような確度の高い予測は難しいとされています。
地震調査研究推進本部や日本地震学会も、日時を特定した地震予測には科学的な根拠が必要であり、現状では日付を指定した地震予知は困難だと説明しています。一方、地震の長期的な発生確率、活断層の評価、地震発生後にリスクが相対的に高まる可能性などは、観測や研究に基づいて評価されています。
したがって、たつき諒氏の夢や作品を文化的な関心の対象として読むことと、実際の防災判断に利用することは分けるべきです。地震の危険性は予言の有無ではなく、観測データ、地震調査、地域のハザード情報をもとに判断する必要があります。
【2026年最新】たつき諒の現在の活動と予言情報の見分け方
たつき諒氏は1999年に漫画家を引退しましたが、『私が見た未来』が後年に注目されたことで、再び著作やインタビューが広く読まれるようになりました。
2021年10月には飛鳥新社から『私が見た未来 完全版』が刊行され、夢日記に関する解説や2025年7月の災難に関する記述が紹介されました。出版社の公表によると、同書は2025年5月に電子版を含む国内累計発行部数100万部を突破しています。
また、2025年6月15日には文芸社から自伝的な著書『天使の遺言』が刊行されました。これは、予言騒動をめぐる本人の考えや人生を知るための資料の一つです。2026年現在、これらの書籍や過去の本人インタビューが、たつき氏の活動を理解するうえで重要な情報源となっています。
予言情報を見分ける際には、次の点を確認すると、本人の発言とネット上の解釈を区別しやすくなります。
- 原著を確認する:1999年版と完全版のどちらに書かれている内容なのかを確認する。
- 発言の出典を確認する:本人へのインタビューなのか、出版社の説明なのか、第三者による推測なのかを見分ける。
- 日付や地域の特定方法を見る:本人が明言した情報なのか、夢の解釈や条件付きの記述から導かれたものなのかを確認する。
- 訂正・謝罪情報も調べる:なりすましや誤報が判明していないか、出版社や媒体の訂正情報を確認する。
- 防災情報は公的機関を優先する:気象庁、自治体、地震調査研究推進本部などの資料を参考にする。
予言に関する情報を調べること自体が問題なのではありません。作品の背景や社会現象を理解することと、根拠のない情報に基づいて旅行や避難の判断を変えることは別です。災害への不安がある場合には、日付を指定した予言よりも、住んでいる地域のハザードマップ、避難経路、備蓄品、家族との連絡方法を確認するほうが、具体的な備えにつながります。
【たつき諒予言一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:たつき諒の予言で実際に的中したとされるものは何ですか? A1:代表的なのは、1999年版の表紙に書かれた「大災害は2011年3月」という年月が、東日本大震災の発生時期と一致したことです。ただし、発生場所や規模などを具体的に予測していたわけではなく、年月の一致と科学的な地震予知の成功は区別する必要があります。
Q2:2025年7月5日の大災難予言は外れたのですか? A2:日本全体を襲う巨大災害が2025年7月5日に発生するという説は、実際の経過と一致しませんでした。本人は取材で、2025年7月に災難が起こる夢を見たものの、日付までは特定していないと説明しています。気象庁も、同日のトカラ列島近海の地震と予言との関連を否定しました。
Q3:たつき諒は富士山噴火や横浜大津波を予言していますか? A3:富士山の2021年8月噴火説については、なりすましによる発言が問題になった経緯があります。横浜大津波説についても、巨大津波の夢の描写を、横浜で特定の日に災害が起きるという具体的な予測と同一視することはできません。本人の著作や公式発表で確認できる内容と、ネット上の解釈を区別してください。
Q4:『私が見た未来』1999年版と完全版は何が違いますか? A4:1999年版は、夢を題材にした漫画作品をまとめた単行本です。2021年の完全版では、夢日記の解説や2025年7月の災難に関する内容が加わっています。完全版の帯の宣伝文句と、本人が夢について説明した内容も区別して読むことが重要です。
Q5:2026年現在、たつき諒の予言を防災に役立てることはできますか? A5:作品をきっかけに防災意識を高めることはできますが、予言を根拠に特定の日の地震や津波を予測することはできません。気象庁や自治体の防災情報、ハザードマップ、避難計画を活用し、いつ災害が起きても対応できるように準備することが大切です。
まとめ:【プロの結論】予言の話題と科学的な防災判断は分けて考える
2026年現在、たつき諒氏の予言一覧を整理すると、東日本大震災と年月が重なった1999年版の表紙、2021年の完全版で紹介された2025年7月の夢、巨大津波の描写、富士山噴火をめぐるなりすまし情報など、性質の異なる話題が一つにまとめられてきたことが分かります。
特に2025年7月5日説は、作品の記述、出版社の宣伝コピー、条件付きで示された日付、SNS上の解釈が重なって広まったものです。本人は日付を特定していないと説明し、気象庁も日時・場所・規模を特定した地震予知は困難だとしています。
「的中した予言」と「外れた予言」を検証するときは、結果だけで判断せず、予測が事前にどの程度具体的だったか、本人が実際に述べた内容なのか、後から解釈が加わっていないかを確認する必要があります。予言の話題を楽しむ場合にも、出典をたどり、事実と推測を区別することが欠かせません。
そして、防災に関しては、予言が当たるかどうかに備えを左右されないことが大切です。地震や津波は特定の日だけに起こるものではありません。公的機関が発信する最新情報を確認し、避難場所や備蓄品を見直すことが、自分や家族の命を守るための現実的な判断につながります。 (出典: た つき諒 予言一覧(Yahoo!ニュース))